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日本全土に中距離ミサイルを配備することが米国の考え!

のん気に、「核シェアリング」とかいう政治家がいますが、以前から南西諸島だけでなく、日本のなるべく多くの場所に中距離ミサイルを配備し、いざというときは、日本全土から相手への攻撃ができるようにする(南西諸島だけであれば、そこを叩かれば終わりになるから!)というのが、米国の望むところのようです。

つまり、日米「同盟」は、日本を守るためにあるのではなく、米国に被害が及ばないように、日本を米国の防壁=盾(たて)にするということです。エ~、何のために、日米安保条約を日本は結んできたの? 米国の核の傘は、日本を守るのではなく、米国を守るためであったのですね。

日本は米国の「盾」であったのです。米国からは届かないが、日本からは十分届く中距離ミサイルを日本中にたくさん置いて、いざというときは、相手から日本に反撃がされて、日本中がぐちゃぐちゃに攻撃されるのもやむなしということです。何と、米国は、自分の目的のために同盟国である日本は、捨て石になってもやむなしとお考えのようです。

このことを、精緻に米国の公文書や日本で文書開示請求を行って得た文書から明らかにし、論述しているのは次の本です。

https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4377

日本の政治家はこのことを知ってか知らずか、我々庶民には、何時までも「真実」を明らかにしないようですね。核だって、知らないうちに日本(沖縄)に持ち込んでいる「密約」があったとか。この先が恐ろしいですね。日本は、米国と違って、アジアの東側にあって、周りの国に助けを求められない島国です。これからは、周りに国との間で米国のために戦争を起こさないよう外交努力をし、米国からそれこそ、日本を取り戻す必要があります。はやく、米国にNOと言える国になってほしいです。

Memorandum by the Supreme Commander for the Allied Powers (MacArthur)
top secret
[ Tokyo ,] 23 June 1950.
Memorandum on Concept Governing Security in Post-War Japan

日米同盟・最後のリスク 247頁 マッカーサーの覚書

を、私も検索してみました。

アメリカ合衆国の対外関係、1950年、東アジア太平洋、第6巻
https://history.state.gov/historicaldocuments/frus1950v06/d725

The entire area of Japan must be regarded as a potential base for defensive maneuver with unrestricted freedom reserved to the United States as the protecting power through her local commander, acting in the normal chain of command to the Department of Defense, to take such strategic dispositions as may be necessary to adjust defense planning adequately to cope with any change in the potentiality of external threat and in the event of hostilities to take such tactical dispositions as the military situation may from time to time require.

(DeepLによる機械翻訳)日本の全地域を潜在的な防衛作戦の拠点とみなし、保護国である米国は、国防省への通常の指揮系統に従って行動する現地司令官を通じて、外部の脅威の潜在性の変化に対処して防衛計画を適切に調整するために必要な戦略的配置を行い、敵対行為の場合には軍事状況がその時々に必要とする戦術的配置を行う無制限の自由を確保しなければならない。