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ここのところ水素がモテモテ!

菅総理の「2050年カーボンニュートラル宣言」の結果、ここのところ、水素がもてはやされており、電気自動車(EV)を飛び越して、燃料電池自動車(FCV)に進むかのような雰囲気です。

ちょっと、ググると、次のような記事も出てきました。

クリッカー クルマの『いま』がわかる自動車ニュースメディア
https://clicccar.com/2020/12/09/10410

燃料電池自動車のためには、水素スタンドが、ガソリンスタンドの代わりに必要になるのですね。CO2などの排気ガスを出さずに、水素は、酸素と反応の結果、水が出てくるのだから(2H2+O2→2H2O)、素晴らしいです!FCV車だけでなく、このような水素ボンベで電気を作り出すシステムが手軽に作れれば、大掛かりな送配電線網などいらなくなるかも? また、災害時にも役立ちそう。もっとずっと先は、暮らしやすい未来があるのかもと期待します。

ところがこのような動きの一方で、経団連は、「2050 年カーボンニュートラル(Society 5.0 with Carbon Neutral)実現に向けて-経済界の決意とアクション-」において(P5)https://www.keidanren.or.jp/policy/2020/123_honbun.pdf

「とりわけ原子力は、2050 年カーボンニュートラルに不可欠である。規制当局の監督・連携のもと、事業者が不断の安全性向上に取り組むことを前提に、国が前面に立って原子力への国民理解の醸成を図っていくとともに、安全性が確認された既設の原子力発電所の再稼働と有効活用はもとより、リプレース・新増設を国策として明確に位置付け、早急に推進していく必要がある。また、既設の原子力発電所の再稼働等の議論とは別に、国際的な主導権争いが激化している SMR(小型モジュール炉)をはじめとする新型原子炉等の研究開発を含めた、今後の原子力活用の方針についても、速やかに議論を開始すべきである。」とおっしゃっております。 

ほんとに、3.11がおきても、経団連のヒトは懲りないのね~ 原発が安全なんて誰が信じれますか?再稼働だけでなく、新型原子炉を作るって地球上に居れなくなりますよ。ホント気狂っているとしか思えない (-_-)/~~~ピシー!ピシー!