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これは、あり得ないほど強烈!

カルト集団の恐ろしさを抉り出すお話が載ってます。
https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b612931.html


親が信じる宗教を子供は否定できません。その宗教がカルトであると、このような悲劇が生まれます。作者の冠木結心さんは、宗教2世で親の言うことをよく聞いて、2度も合同結婚式を挙げ、韓国の(宗教とは無縁な)男性と家庭を持ちお子さんが生まれながら、離婚を繰り返し、やっとこの教団から逃れたという人です。
韓国の田舎の生活の悲惨なこと、私の子供時代の田舎でもここまではと思わせる話です。勿論、当時(18歳まで暮らした)田舎の我が家には、家の内のような外に、ウジのわくトイレがあり、牛小屋の隣には五右衛門風呂もありましたが…。

この本の27頁に文鮮明氏の言葉があります。「(日本人には、)選民であるうら若き韓国の乙女を従軍慰安婦として苦しめた過去の罪があるため、韓国の乞食と結婚させられたとしても感謝しなければならない」…。

あり得ないですね。このような教義で、信者が結婚させられてしまうカルト宗教の不合理性を。

こんなときだけ「信仰の自由」を隠れ蓑にして、カルト宗教をそのまま温存させれば、再び、悲惨極まりない宗教2世、3世を生み出してしまいます。