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「神様」は人を幸せにしないのか?

一冊の漫画があります。もともとは、ネットで公表されていたノンフィクションものということです。

文藝春秋BOOKS
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784160901346

漫画に出てくるどの家庭も、親が宗教に走り、子供、つまり2世がそれにひっかきまわされていくという構図で、息苦しくなるような内容もあります。

出てくるどの「神様」も、それを信じた親が、子供たち(2世)に不幸をもたらしていますね。家庭を壊し、家族を不幸にしてしまっています。これは、一体なんということでしょうか!? 信仰は個人の自由です。親が子に強制するものではないです。

子供の人生は、親の人生とは切り離さなければなりません。子供は、親とは切り離した別個の個人として尊重されるべきです。

しかし、そもそも、宗教がこれだけたくさんあって、信仰に走る人が多いというのは、この世界が不安定だからなのでしょうか? ましてや、政治(家)と特定の宗教とがくっついていくなどというのは、本当に腹が立ちます。

この様な大変な経験をしてきた宗教2世の苦しみに共感できる人でありたいと思います。