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福島の原発デブリは取り出してはダメ!?

2011年3月11日から10年経過して、福島原発の廃炉に向けて、メルトダウンして残っている燃料デブリを取り出す計画を前に進めるといったことがいわれております。しかし、そもそも、莫大な量のデブリを全部取り出せるのかということと、仮に一部取り出せたとしてそのような危険な放射汚染物質をどこに安全に保管するのかといった、問題や課題があるようです。

こんな報告書もあります。

原子力市民委員会特別レポート 8
http://www.ccnejapan.com/CCNE_specialreport8.pdf

政府や、東電の当方もない計画で、税金をやたら突っ込み、その結果どこに収束する(むしろ発散する!)のかわからないようなものより、現実的な対応策を考えるべき時期にあるかと思います。また、壊れた原発を水冷するのではなく、空冷にして、汚染水がどんどん生み出されているのを避けるという考えもあるようです。一度決めたことを、おバカに突き進むやり方はもはや現実的では無いはずです。